2015/11/03からのアクセス回数 17178
ESP-WROOM-02に搭載されているESP8266は、単体としてもArduinoと同じように 使えることが以下のサイトに紹介されていました。
これに習って開発環境を整えてみます。
esp8266をArduinoIDEで開発できるようにコミュニティが活動されています。
esp8266の開発には1.6.4のArduino IDEを使いました。
開発環境には少し古い1.6.4-673-g8cd3697(2015/05/22版)のバージョンを使用します。 Arduino IDEを起動し、Arduino Preferrencesを起動し、 Additional Boards Manager URLs: に以下のURLをコピーしてください。
http://arduino.esp8266.com/versions/1.6.4-673-g8cd3697/package_esp8266com_index.json
ツール→Boards Managerを選択し、スクロールするとesp8266が表示されるので、 これをクリックし、Installボタンを押します。
これで、ボードメニューの下に「Generic ESP8266 Module」が表示されますので、これを選択します。
ESP8266のピン配置をCerevo TechBlogさんのブログから再度引用します。
JP1は、GNDとIO0をショートさせてUART DownLoad Modeにします。 *1
シリアルモジュールと USBシリアルモジュール *2 との接続は、以下の通りです。RSTとシリアルのDTRの間に0.1μFのコンデンサーを入れ、 ArduinoIDEの書き込み時にリセットが掛かるようにします。
ESP-WROOM-02 | USBシリアル |
12 TXD | RXD |
11 RXD | TXD |
15 RST 0.1μF経由 | DTR |
ねむいさんのブログからESP-WROOM-02のピンの仕様を引用します。
ESP8266用のArduinoについては、以下のマニュアルを参照できます。
ユーザが利用可能なピンは以下の通りです。
ESP-WROOM-02 | Name | I/O | ArduinoIDE |
4 | IO12 | INPUT, OUTPUT, INPUT_PULLUP, PWM, SDA 12 |
5 | IO13 | INPUT, OUTPUT, INPUT_PULLUP, PWM, SCL | 13 |
| 10 | IO4 | INPUT, OUTPUT, INPUT_PULLUP, PWM | 4 |
14 | IO5 | INPUT, OUTPUT, INPUT_PULLUP, PWM | 5 |
16 | ADC | A0 (0 - 1.0V) |
17 | IO16 | INPUT, OUTPUT, INPUT_PULLDOWN_16,PWM | 16 |
最新のバージョンではMac OSX10.7.5でコンパイルすると以下の様なエラーがでましたので、 Arduino IDE1.6.4とesp8266の開発環境も1.6.4を使用します。
/Users/ユーザ名/Library/Arduino15/packages/esp8266/tools/esptool/0.4.5/esptoolが139を返しました。 コンパイル時にエラーが発生しました。
LEDと抵抗470Ωを直結してGNDに接続し、ESP-WROOM-02の5番ピン(Arduinoの13)に接続します。
これで、サンプルプログラムBlinkをアップロードすれば、Lチカの完成です。
上手く行ったら、以下のピンでも試してみてください。
皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。勉強会で分からなかったこと等、お気軽に問い合わせて下さい。
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