2008/04/15からのアクセス回数 14961
AOPでは、聞き慣れない用語がたくさん出てきます。
ここでは、それらを簡潔に説明し、SpringでのAOPの特徴について説明します。
Aspectとは、adviceとjoinpointの組み合わせを指定するモジュール単位です。
Adviceとは、pointcutによって指定されたjoinpointのどのタイミングで、どのような処理を 行うかを定義したものです。
Joinpointとは、プログラムの実行時にAdviceの割り込ませることが可能なコード上の位置を示します。
Pointcutでは、adviceを適応するjoinpointの条件を指定します。
pringのAOPは、プロキシーを使ってメソッドへの呼び出しを横取りするInterceptorとコンテナーのどの部分にInterceptorを適応するかを指定するAdvisorから構成されています。 従って、Springでは、fieldにはAspectを適応できません。
Spring でサポートされている adivceの種類を以下に示します。
adivceの種類 | インタフェース | 適応箇所 |
Before | org.springframework.aop.BeforeAdvice | メソッドが呼び出される前 |
After-returing | org.springframework.aop.AfterReturningAdvice | リターンの直前 |
After-throwing | org.springframework.aop.ThrowsAdvice | 例外を発行する直前 |
Around | org.aopalliance.intercept.MethodInterceptor | メソッド呼び出しを横取りする |
Introduction | org.springframework.aop.IntroductionInterceptor | Interceptorを使って新たなInterfaceを導入する |
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