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Convention over configurationは、日本語では「規約は設定に勝る」と訳されていますが、 設定に適切なデフォルト値を用意することによって、デフォルト値に沿った規約を守ることで 面倒な設定が不要になるということです。
また、Configurationには、配置という意味もありディレクトリ構成やファイルの場所を規約 で定めることにより、適切なデフォルト値を用意することができることと重ね合わせている ように思えます。
Spring MVCでは、Model View Controllerにデフォルトの規約を用意しています。
HTTPのURLで指定された要求を規約に従って振り分けているのが、ControllerClassNameHandlerMapping クラスです。
MultiActionController以外のContollerクラスのサブクラスは、クラス名からControllerを除いた 名前でがHandlerMappingに登録されます。
例)WelcomeControllerなら/welcome*にマッピングされ、URLでは/welcomeを指定します。
MultiActionControllerの場合には、クラス名からControllerを除いた名前の後に/を入れ、その後にメソッド名 を指定します。
例)AdminControllerのloginメソッドの場合/admin/*にマッピングされ、URLでは/admin/loginを指定します。
ModelAndViewクラスは、ModelMapクラスを使って自動的に生成されたkeyでオブジェクトを登録します。
注意:空の配列、リスト、セットは登録されません。
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