2015/01/04からのアクセス回数 10377
ここでは、以下のArduinoの作り方を紹介しています。
追加で用意する部品は、以下の通りです。
No. | 品名 | 秋月通販コード | 数量 | 価格 |
1 | ATmega328P | I-03142 | 1 | 250円 |
2 | セラミック発振子 | P-00525 | 1 | 35円 |
3 | 赤色 3mm LED | I-00562 | 1 | 100個入りで 350円 |
3 | タクトスイッチ | P-03649 | 1 | 10円 |
4 | ピンヘッダ 2x3 | C-00082 | 2 | 2x40で50円 |
5 | 1KΩ抵抗 | R-25102 | 1 | 100個入りで100円 |
6 | 10KΩ抵抗 | R-25103 | 1 | 100個入りで100円 |
7 | 0.1μFセラミックコンデンサー | P-00090 | 3 | 10個入りで100円 |
部品を以下の様にハンダ付けして、セットしてください。*1
買ってきたままのAtmega328PをArduinoとして使うには、Arduino用のブートローダ を書き込む必要があります。
Arduinoにはブートローダを書き込むためのスケッチが最初から提供されているので、 これを使います。
スケッチの書込が終わったら、以下の様に書き込み用Arduino(子と記す)とマスターを接続します。
親Arduino | 子Arduino |
D10 | RESET |
D11 | D11 |
D12 | D12 |
D13 | D13 |
5V | 5V |
GND | GND |
書き込みのターゲットボードと書込装置を選択します。
ブートローダを書き込みます。
ProtoSnap Pro MiniのUSBシリアルを使って、新しく作ったArduino(Arduino Pro Mini互換)にスケッチを書き込んで、 動作を確認してみます。 *2
ArduinoとUSBシリアルの接続は以下の通りです。
Arduino | USBシリアル |
0: Rx | TXO |
1: Tx | RXI |
RST | DTR + 0.1μFのコンデンサー |
5V | VCC |
GND | GND |
Blinkスケッチを開きます。
書込装置をAVR ISPにもどして、書き込みます。LEDが点滅すれば完成です。
mini SDカード等多くの部品が3.3Vで稼働するようになり、Arduinoの5Vで使用するには レベルコンバータが必要になり、ちょっと不便なので 作って遊べるArduino互換機 で紹介されているUncompatino 3.3V版を作ってみました。
必要な部品は以下の通りです。
品名 | 秋月コード | 数量 | 備考 |
『作って遊べるArduino互換機』パーツセット | K-06906 | 1 | |
UncomPatino基板 (基板単品販売) | P-07487 | 1 | |
NJM2845DL1-33 | I-02247 | 1 | 4個入り |
電解コンデンサー100μF | P-03122 | 1 | |
セラミックコンデンサー0.33μF | P-04227 | 1 | 10個入り |
一番の難関がFT232RLのハンダ付けでしょう。
以下の様にすると割と楽にできます。
他の部品のハンダ付けは、背の引く物から付けます。抵抗値や取り付け向きに気を付けましょう。 *3
ブートローダの書き込みに使用するBitBangをまとめて以下のZIPファイルに入れました。
最初にすべてのジャンパーを結線します。
次にavrdude-GUI.exeを起動し、
項目名 | 設定方法 |
avrdude exe File | avrdude.exeを入力 |
Programmer | FT232R Synchronous BitBang(diecimila)を選択 |
Port | Uncompatinoのシリアルポート |
Device | Atmega328P(m328p)を選択 |
Command line Option | -P ft0 -B 76800 |
FuseのReadボタンを押すと現在の設定でます。以下の設定を入力し、Writeを実行します。
ブートイメージの書き込みは、Flashに Arduinoのフォルダ/hardware/arduino/bootloaders/atmega/AtmegaBOOT_168_atmega328_pro_8MHz.hex を選択し、Erase-Write-Verifyを実行します。
あるいは、先のように別のArduinoを使って書き込んでも構いません。 *4
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