2012/03/08からのアクセス回数 7161
インターフェース2011/12号にMATLABの特集があったので、Sageでoctaveを動かして みたいと思ってインストールすることにしました。
バイナリもあり、簡単化と思ったらQtOctaveのマック版は起動後すぐにエラーがでたり、 バイナリのoctaveのプロットが上手くできませんでした。
MacPortsでもインストール順序とバージョンを調整して、やっと動くようになったので、 忘れないうちにメモすることにしました。
単にQtOctaveをインストールするとgnuplotのところでエラーとなってしまいます。 また、octaveのバージョンが画像処理パッケージと合っていないため、octave-devel 版をインストールしました。
インストールの手順は以下の通りです。
$ sudo port install gnuplot $ sudo port install octave-devel $ sudo port install qtoctave-mac
sageからoctaveを使えるようにするために、さくらVPSにoctaveをインストールしました。
ソースからのインストールも試みましたが、原因不明でcoreダンプします。
そこで、以下の手順で既存のパッケージからのインストールを行いました。
$ sudo rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm $ sudo yum install octave-devel octave-forge
signal等いつくかのパッケージが古くてMacとの互換性が保てないため、最新のバージョン をソースから作成することにしました。
最初は、Mac版と同じoctave-3.4.3にしたのですが、作成されたバイナリが突然セグメンテーション 違反で落ちてしまいました。
ネットで調べたところ、最新の3.6.1ではCentOS 5.5でも落ちなくなったみたいなので、 このバージョンで作成することにしました。
手順は以下の通りです。
$ cd ~/src $ wget ftp://ftp.gnu.org/gnu/octave/octave-3.6.1.tar.gz $ tar xzf octave-3.6.1.tar.gz $ cd octave-3.6.1 $ ./configure --without-curl' '--enable-docs=no $ make $ make check
問題なければ、インストールします。*1
$ sudo make install $ make clean
アンインストールする場合のために、ソースは残しておきます。 削除する場合には、以下の様に行います。
$ sudo make uninstall
皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。