2014/02/23からのアクセス回数 4456
第4回目の勉強会の資料です。
さあ、これまで難なく動いていたProtoSnap Pro Miniボードをバラバラにしてみましょう。
ボードから部品を切り離すときには、ニッパを使うと便利です。 *1
私は、シリアルボードのL字ピンの付ける面を間違えてしまいました。 上ではなく下に付けた方が使いやすいです!
ブレッドボードの配線は、以下の図をみてください。
組み立てたボードがきちんと動くか確かめましょう。
Blinkをボードに書き込んでArduino Pro Miniのボードが動作するか見てみましょう。 ファイル→スケッチの例→01.Basics→Blinkを選択して、Arduinoに書き込んで緑のLEDが点滅することを確認してください。
電源を入れる前に、もう一度ブレッドボードのVCCとGNDの位置が合っているか確認しましょう! 写真の赤い四角で囲まれたところがVCCのピンと合っているか確かめて下さい
順番に動作を確認します。
int pin2 = 2;
int buttonPin = 7; // ボタンは 7番ピンにつながっています int ledPin = 13; // LEDは 13番ピンにつながっています int buttonStatus; // ボタンの状態を保持するための変数 void setup() { pinMode(buttonPin, INPUT); // ボタンピンを入力として初期設定 pinMode(ledPin, OUTPUT); // LEDピンを出力として初期設定 } void loop() { /* 最初にボタンの状態を読み込みます HIGH = ボタンが押されていない状態 LOW = ボタンが押されている状態 */ buttonStatus = digitalRead(buttonPin); if (buttonStatus == LOW) { digitalWrite(ledPin, HIGH); // ボタンが押されていたらLEDを点灯する } else { digitalWrite(ledPin, LOW); // そうでなければLEDを消す } }
// Tone int toneDuration = 40; // 音のでる間隔(40ミリ秒) int speakerPin = 2; //ブザーのピン番号 int index = 0; // 何番目の配列かを示す値(配列の添え字を求める) char ch; // パソコンから読み込んだ文字(コード) int tones[]={262,294,330,392,440}; // ド、レ、ミ、ソ、ラ void setup() { /* シリアル通信の速度を9600ボーにセットし、最初にHello…のメッセージを表示する */ Serial.begin(9600); Serial.println("Input [1-5]!"); } void loop() { ch = Serial.read(); // パソコンから1文字読み込む if (ch >= '1' && ch <= '5') { // 読み込んだ値が1から5の文字なら、音を鳴らす index = ch - '1'; // 1の文字から0のインデックスを求めるために、'1'を引く tone(speakerPin, tones[index], toneDuration); } delay(500); // 次の読み込みまで待つ }
int lightPin = A0; // 光センサーはA0につながっている int lightReading; // 光センサーからの値を保持する変数 void setup() { /* シリアル通信の速度を9600ボーにセットし、最初にHello…のメッセージを表示する */ Serial.begin(9600); Serial.println("Hello world, let's read some light sensors!"); } void loop() { lightReading = analogRead(lightPin); // 光センサーから値を読み込む Serial.println(lightReading, DEC); // 読み込んだ値をシリアル通信を使ってシリアルモニターに送る delay(250); // 次の読み込みまで待つ }
温度センサーには、いろんなタイプがあります。
電圧を測るだけで、温度が分かるLM35はとても使いやすいセンサーです。
シリアルモニターの出力は、44から46の値が出ています。
テスターで電圧を測ってみると、以下の様に227.7mVとなりました。 温度は、22.7℃になります。
$$ \frac{46}{1023} \times 4.78 V = 0.2149 V $$
Arduinoの出力した値も21.5℃と良い値を示しています。
今度は、LM35の代わりにスイッチサイエンスからブレッドボードにそのままささる、 つまみの大きい半固定抵抗 10KΩ を使ってみます。
先ほどと同じスケッチで動かしてみて下さい。 つまみを回すと値が0から1023に変わるのを確かめて下さい。
皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。勉強会で分からなかったこと等、お気軽に問い合わせて下さい。
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