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作って遊べるArduino互換機 でも最初に紹介されているのがバッテリー(移動用電源)シールドです。
これまであまり必要性を感じていなかったのですが、作ってみると「あると便利だなぁ」 と感じました。
バッテリーシールドの回路を 作って遊べるArduino互換機 図5−4から引用します。
lbeDuinoは、3.3Vで動くので、HT7750Aの代わりにHT7733Aを使用しました。 データシートの回路はHT7750Aと同じでした。
品名 | 秋月コード | 数量 | 備考 |
DC/DCコンバータ HT7733A | I-02799 | 1 | 4個入り |
整流用ショットキーダイオード 1S4 | I-00127 | 1 | |
電解コンデンサー47μF | P-03120 | 1 | |
電解コンデンサー22μF | P-03177 | 1 | 今回は10μFを2個で代用 |
積層セラミックコンデンサー0.1μF | P-04064 | 1 | 10個入り |
小型スライドスイッチ | P-02736 | 1 | 4個入り |
インダクター(47μH1.2A) | P-04047 | 1 | 4個入り |
電池ボックス 単4x2本用 | P-02245 | 1 | |
ピンソケット 1x6 | C-04045 | 2 | |
ピンソケット 1x8 | C-04046 | 2 | |
両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板 Cタイプ | P-00189 | 1 |
lbeDuinoをユニバーサル基板のCタイプと同じサイズにしたのには、 テクノペン を使って配線したいと考えていました。 *1
秋月から両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板の画像をダウンロードし、プリンターで印刷した紙に回路を 描いて、テクノペンで同じようになぞって、ドライヤーで乾燥(稼働中のファンヒーターで代用)すると基板の完成です。
基板に部品をハンダ付けして、完成したバッテリーシールドです。
データシートに0.7Vから変換するとあったので、電池1本で試してみました。
当たり前ですが、ちゃんと3.3Vがでています。これなら電池付きの試作に使えます。
lbeDuinoの基板では、通常のLCDは載らないので、 ストロベリーリナックスのI2C LCD を使って入出力シールドを作ります。 *2
必要な部品は以下の通りです。 *3
品名 | 秋月コード | 数量 | 備考 |
I2C低電圧キャラクタ液晶モジュール(16x2行) | 1 | ストロベリーリナックス | |
タクトスイッチ(白) | P-03648 | 1 | |
タクトスイッチ(黒) | P-03647 | 1 | |
抵抗4.7KΩ | R-25472 | 2 | 100本入り |
最初に部品の配置と接続するピンを決め、ジャンパーする線を探します。 以下のスケッチの青線がジャンパー線です。
回路が正しく動くかブレッドボードで確認します。
テストに使うプログラムI2cLCDShield.cppは、以下の通りです。
#include "lbed.h" #include "AQCM0802.h" // D13番ピンにLEDを接続 DigitalOut led(D13); // D8番ピンSDA, D9番ピンSCL AQCM0802 lcd(D8, D9); // タクトスイッチ DigitalIn sw1(D2); DigitalIn sw2(D3); void setup() { sw1.mode(PullUp); sw2.mode(PullUp); lcd.setup(); lcd.print("I2C LCD"); } void loop() { led = !led; lcd.locate(0, 1); if (!sw1) { lcd.print("SW1 On "); } else if (!sw2) { lcd.print("SW2 On "); } else { lcd.print("All Off"); } wait_ms(1000); }
次に秋月の両面ユニバーサル基板の画像に配線図を書き込みます。
テクノペンで描いた配線の上から部品の載せます。 タクトスイッチを押すと下の行にSW1 Onと表示します。
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