2019/04/07からのアクセス回数 3437
TinyFPGA-BXオープンソースのFPGAボードです。 しかもVerilogから論理合成するソフトまでオープンソースです。
まだ、日本では販売されていませんが、SparkFunのサイトから購入できるので、 スイッチサイエンスに取り寄せてもらえます。
私は製造元のCrowd Supplyから直接購入しました。 送られてきたTinyFPGA BXにはピン配置を説明するカードが同梱されています。
ブレッドボードにもさせるコンパクトなサイズですが、RISC-Vの32bitCPUを実装できる程高機能です。以下のレビューが参考になります。
TinyFPGA-BXの開発には、以下の2種類があります。
IceStduioは、FPGAの開発環境をガラッと変えるGUIベースのエディタです。
IceStdudioでボード選択でTinyFPGA-Bxを選択すれば、ボードのピン番号で回路を組むことができます。 サンプルのOne LEDを開いてLEDのピンを割り当てた画面です。
以下のサイトから自分の環境にあったインストーラをダウンロードしてください。 私は、Mac OSのDMG packageを使ってインストールしました。
Windowsの場合、インストール後以下のコマンドをcmd.exeから入力してください。
pip install --upgrade --no-cache-dir "tinyprog>=1.0.9" tinyprog --update-bootloader TinyProg CLI ------------ Using device id 1d50:6130 Only one board with active bootloader, using it. The following update: New Version: 1.0.1 Notes: Updates USB VID:PID to fix issues with APIO not recognizing the board. is available for this board: COM3: TinyFPGA BX 1.0.0 UUID: f55e9edd-ba84-4bc7-89cf-3a1b4187d0a2 FPGA: ice40lp8k-cm81 Would you like to perform the update? [y/N]
IceStduioを起動後、以下の処理をしてください。
この時、以下のダイアログが表示されますので、CONVERTを選択してください。
以上でTinyFPGAに回路が書き込まれ、2番ピンの右側のLEDが小さく点灯します。(真上から見ると消灯しているように見えます)
FPGA/01-MAX3000Aを使ってみる で試したNAND回路をTinyFPGA BXで作ってみます。
IceStudioでピンに対してプルアップしたり、チャタリング防止をするように部品をつなぐだけで、 ピンの設定を変更できます。
以下のようにNAND回路を作ります。
ブレッドボードでの結線は以下のようにします。このようにとても簡単に必要な回路を組むことができます。
皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。勉強会で分からなかったこと等、お気軽に問い合わせて下さい。
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