2013/07/14からのアクセス回数 7029
このページは、そらみみの声に IDEを使わずにLPCXpresso LPC1768のプログラムを開発する というブログにLPC1768用のmbed互換ライブラリの作成記事が動機付けとなりました。
Raspberry Piにmbedライクなクラスライブラリ を作っていろんなセンサーと接続したり、 Arduino in Actionのお復習いをしていると、これらのクラスライブラリはもはや デファクトスタンダードとなっており、mbedやArduinoのクラスライブリーを使った 多くのサンプルユーザライブラリーが簡単に利用でき、すぐに実験ができるようになりました。
今まで、LPCXpressoではC++の開発ができないと思い込み諦めていたのですが、 マイコン風雲録のLPCXpressoで「C++プロジェクト」を作る方法 を読んで、 LPC1114FN28 *1 のmbedライクなライブラリを作ってみようと思いました。
最終的な目標は、LPC1114FN28でMarry基板用のOLEDを制御することです。
ここで、紹介するmbedライクなライブラリ(lbed)は、完璧なライブラリを提供するのではなく、 様々なチップのサンプルプログラムを使ってmbedのようなインタフェースを持つクラスライブラリ を構築する手順を紹介することが目的です。
LPC1114FN28の本格的なクラスライブラリーをお探しの方は、 Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館 を参考にされると良いでしょう。 *2
MyARMは、できるだけピンの配置をmbedと合わせるように作られています。
ピンの番号付けは、mbedにならって左端から反時計回りに1番から40番まで番号付けしました。
p5からp30までは、LBED_LPC11xx/inc/PinNames.hで実際のビン番号にマップされています。
以下に順次ライブラリの構築手順を書いていきますので、参考にして下さい。
以下に最新版のソースファイル(プロジェクト一式)を添付します。
2013/07/20にGithubにlbedを登録しました。